気密測定とは?いつ・何回やる?|2回ともC値0.1だった我が家の体験記
UA値・C値の記事で「C値は実測でしか分からない」と書きました。今回はその実測、気密測定の話です。我が家は建築中と完成時の2回測定して、2回ともC値0.1。実際に立ち会って感じたことも含めて、体験記としてまとめます。
気密測定とは|家の「隙間」を実際に測るテスト
気密測定は、家にどれだけ隙間があるかを実測するテストです。窓や換気口を閉じた状態で、専用の大きな測定ファンで家の中の空気を吸い出し、圧力の差から家全体の隙間面積を計算します。結果は「C値」(延床1㎡あたりの隙間面積)で出ます。
ポイントは、これが計算ではなく実測だということ。図面上どんなに良い家でも、現場の施工が雑なら隙間はできる。気密測定は、いわば職人さんの仕事の「答え合わせ」です。
いつ・何回やる?|「中間」と「最終」の2回がベスト
我が家は2回測定しました。中間測定(2023年7月)と最終測定(2023年11月・引き渡し前)です。
なぜ2回か。工務店の説明がとても納得のいくものでした。中間測定は、気密工事が終わって内装で隠れる前のタイミング。ここなら、もし問題があっても手直しできるからです。完成後に「隙間がありました」と分かっても、壁の中はもう直せません。だから「中間で確認して直せるうちに直す、最終で完成状態の実力を確認する」という2段構えが理想です。
立ち会って見えたもの
測定には実際に立ち会いました。玄関に据えられた大きな測定ファンが家の空気を吸い出していく、ちょっとした実験のような光景。自分の家の性能が目の前で数字になっていく体験は、家づくりのなかでも印象的な時間でした。立ち会いできるなら、ぜひおすすめします。
結果はC値0.1|数字より「見せてくれる姿勢」に安心した
結果は、中間・最終ともC値0.1。一般に「1.0以下で高気密、0.5以下なら優秀」と言われるなかで、その5分の1の数字です。1㎡あたりの隙間はわずか0.1c㎡——1cm角の正方形の10分の1しかありません。
もちろん数字も嬉しかったのですが、それ以上に感じたのは安心感でした。「うちは測ります。結果もお見せします」という姿勢そのものが、施工への自信の表れ。この工務店を選んでよかったと、信頼が深まった瞬間でした。
これから建てる方へ|「気密測定はしますか?」と聞いてほしい
住宅会社を検討するとき、ぜひ「気密測定は標準でやりますか?」「中間と最終の2回やりますか?」と聞いてみてください。実測を約束できる会社は、施工品質に自信がある会社です。逆に言葉を濁す場合は、要注意かもしれません。
C値0.1の家の住み心地は、住んで1年の記事や真夏のレポートに書いたとおり。隙間のない家は、冷暖房が効き、換気が設計どおりに機能し、静かです。測定というひと手間が、その土台を保証してくれます。
まとめ
- 気密測定は家の隙間の「実測」。職人の仕事の答え合わせ
- おすすめは中間+最終の2回。中間なら手直しがきく
- 我が家は2回ともC値0.1(1㎡あたり1cm角の10分の1の隙間)
- 「気密測定しますか?」は住宅会社選びの効く質問