家が完成すると、二度と見えなくなる場所があります。壁の中です。でも、我が家の快適さの正体は、間違いなくここにある。今回は我が家の断熱仕様と、建築中に実際に「壁の中」を見て感じたことを書きます。

我が家の断熱仕様|セルロースファイバー+ダブル断熱

我が家の壁は、セルロースファイバーの充填断熱に、外張り断熱を重ねた「ダブル断熱」です。壁の中に断熱材をぎっしり詰め、さらに家の外側からもう一層くるむ——魔法瓶を二重にするようなイメージです。この壁が、HEAT20 G3の性能を支えています。

セルロースファイバーとは|新聞紙から生まれた断熱材

セルロースファイバーは、新聞紙などの木質繊維をリサイクルした断熱材です。特徴は3つ。

  • 隙間なく施工できる…綿状の材料を壁の中に吹き込んで充填するので、配線まわりなどの複雑な部分にも隙間なく入り込む
  • 調湿性がある…木質繊維なので湿気を吸ったり吐いたりでき、壁内の結露リスクを減らせる
  • 防音性が高い…密度が高く、外の音をよく吸収してくれる

我が家の静けさ(窓の防音と合わせて)や、安定した湿度環境には、この素材も貢献していると感じています。なお、ホウ酸系の薬剤処理により難燃・防虫性を持たせるのが一般的です。

ダブル断熱とは|「柱の弱点」までカバーする

充填断熱だけだと、実は弱点が残ります。柱の部分には断熱材が入らないので、そこが熱の通り道(ヒートブリッジ=熱橋)になるのです。

ダブル断熱は、柱の外側からもう一層の断熱材で家全体をくるむので、柱ごと覆って熱の通り道を断てます。コストはかかりますが、G3クラスの性能を出すための王道の構成です。

現場で見た「壁の中」|気密テープの丁寧な仕事

建築中、現場見学で壁の中を実際に見ました。印象的だったのは、断熱材そのものより気密テープの施工の丁寧さ。継ぎ目という継ぎ目がきっちりテープで処理されていて、素人目にも「隙間」を感じる場所がありませんでした

のちに気密測定でC値0.1という数字が出るのですが、現場を見ていた身としては「あの仕事ぶりなら納得」でした。壁の中は完成したら見えません。見られるのは建築中だけ。これから建てる方は、ぜひ現場見学で壁の中を見せてもらってください(我が家の建築記録)。

断熱材は「素材」より「施工」

最後にいちばん大事なことを。断熱材はどれを選んでも、施工が雑なら性能は出ません。隙間だらけの高級断熱材より、丁寧に施工された普通の断熱材のほうが暖かい家になります。

素材のスペック表だけでなく、「現場を見せてくれるか」「気密測定で結果を示してくれるか」——そこに、住宅会社の実力が表れます。

まとめ

  • 我が家はセルロースファイバー充填+外張りのダブル断熱
  • セルロースファイバーは隙間なく入り、調湿・防音にも効く
  • ダブル断熱は柱の熱橋までカバーする、G3クラスの王道構成
  • 壁の中が見られるのは建築中だけ。現場見学で「施工の丁寧さ」を見よう
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nao
茨城県つくばエリアでHEAT20 G3住宅を建てた30代パパ。家族4人の快適な暮らしをリアルに発信中🏠