古家付き土地はアリ?|解体費用150万円前後の実体験と、買う前の注意点
土地探しをしていると必ず出会う「古家付き土地」。古い家が建ったままの土地です。「解体が面倒そう」「費用はいくら?」と敬遠されがちですが、我が家は実際に古家付き土地を買い、解体して家を建てました。実体験ベースで、費用と注意点をまとめます。
結論|条件次第でアリ。ただし「総額」で考えること
先に結論。古家付き土地は、注意点を知ったうえでなら十分アリです。実際、我が家は古家付きまで選択肢を広げたことで、希望の立地に家を建てられました。カギは、解体費用を含めた「総額」で比較することです。
なぜ古家付き土地を選んだか|立地を優先した
理由はシンプルで、立地の良い土地が、古家付きだったからです。人気エリアでは、きれいな更地はなかなか出ません。出てもすぐ売れてしまう。そこで「古家付きも含めて」探すようにしたところ、選択肢が一気に広がり、希望の場所に出会えました。
立地は、あとから絶対に変えられません。建物や庭は工夫できても、場所だけは無理。だから「更地かどうか」より「どこに住むか」を優先したのは、今でも正解だったと思っています。
我が家の流れ|契約から解体まで
- 2022年6月:古家付き土地を契約
- 2022年9月:土地の決済
- 2023年2月:古家の解体
- 2023年3月:地鎮祭、家づくりスタート(その後の記録はこちら)
契約から解体まで少し期間が空いていますが、家の設計や段取りと並行して進めていたためです。解体のスケジュールは家づくり全体の工程に組み込んで考えるのがおすすめです。
解体費用は150万円前後だった
一番気になるお金の話。我が家の古家の解体費用は150万円前後でした。木造住宅の解体は、建物の大きさや立地条件(重機が入れるか、道路の広さなど)にもよりますが、一般に100〜200万円程度かかるケースが多いようです。
つまり、古家付き土地を検討するときは、「土地価格+解体費用」が実質の土地代。表示価格が安く見えても、解体費を足すと更地と変わらないこともあれば、それでも立地込みで割安なこともあります。必ず総額で比較してください。
大変だったこと|近隣への配慮・挨拶
我が家の場合、費用や手続きより気を使ったのはご近所への配慮でした。解体工事は、どうしても騒音やほこりが出ます。そして解体でお世話になるご近所は、これから何十年も付き合う、未来のご近所さんでもあります。
工事の前にはきちんと挨拶に伺い、工事期間をお伝えしました。最初の印象を大切にしたことは、住み始めてからの良い関係につながっていると感じます。
古家付き土地のチェックポイント
- 総額で比較:土地価格+解体費用(+整地費用)で更地と比べる
- 解体費の見積もり:契約前に概算を把握しておく(立地条件で変わる)
- 工程に組み込む:解体〜着工のスケジュールを工務店と共有
- 近隣への挨拶:未来のご近所さんへの最初のご挨拶と心得る
- 解体後の手続き:建物の滅失登記などの手続きも忘れずに
まとめ|「古家付き」を外すと、いい土地に出会えることがある
古家付き土地は、手間と費用が上乗せされるぶん敬遠されがちです。でも、だからこそ競争が少なく、いい立地が残っていることがある。解体費150万円前後という現実を知ったうえで総額で判断すれば、十分に「アリ」な選択肢です。
我が家はこの土地に、高気密高断熱の家を建てました(家づくりのきっかけ/やってよかったこと・後悔したこと)。土地探しで悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。