オール電化の家の給湯といえばエコキュート。我が家は長府製作所の370Lスリム・フルオート・高圧タイプを使っています。前の家はガス給湯だったので、その比較も含めて、4人家族で2年半使った正直なところを、仕組みや選び方まで掘り下げてまとめます。

結論|ガス給湯から乗り換えて大正解

先に結論から。4人家族・370Lでお湯切れは一度もなし、給湯の電気代も安く、ガス代はゼロ。前の家のガス給湯から乗り換えて、大正解でした。水圧も高圧タイプなので不満ありません。

我が家のエコキュート|長府製作所 370Lスリム・フルオート・高圧

まずスペックから。長府製作所370Lスリムタイプ・フルオート・高圧(パワフル)給湯です。

  • 370L…3〜4人向けの標準サイズ。スリム形状で設置スペースを取りにくい
  • フルオート…湯はり・足し湯・追い焚きまで全自動
  • 高圧(パワフル)給湯…シャワーや同時使用でも水圧が落ちにくい

「4人家族で370Lは足りる?」「エコキュートは水圧が弱いのでは?」——この2つが我が家の不安でしたが、結論どちらも杞憂でした。理由は後述します。

なぜ給湯の電気代が安いのか|「ヒートポンプ」の仕組み

エコキュートの安さのカギはヒートポンプです。電気ヒーターでお湯を直接温めるのではなく、エアコンと同じ仕組みで「空気の熱」を集めてお湯を沸かすため、投入した電気の3倍以上の熱を作れます。少ない電気で多くのお湯、というわけです。

さらに、基本は料金の安い夜間電力でまとめて沸かしてタンクにためておきます。「効率のいい沸かし方」×「安い時間帯」の二段構え。給湯は家庭で使うエネルギーの中でも特に大きい(およそ3割)ので、ここが安いのは家計にしっかり効きます(実際の電気代は光熱費を全公開した記事へ)。

ガス給湯と比べてどう変わったか

前の家はガス給湯でした。エコキュート(オール電化)に変わって一番大きいのは、ガスの基本料金も使用料もまるごとゼロになったこと。光熱費が「電気1本」にまとまり、毎月の管理もシンプルになりました。

「ガスのほうがお湯の出が良いのでは?」と心配でしたが、我が家は高圧タイプなので、シャワーの勢いも普通に快適。ガスの頃と比べて不便を感じる場面はありません。

4人家族・370Lでもお湯切れしない理由|フルオートの「学習」

370Lは3〜4人向けの標準サイズ。4人だと「足りる?」と不安でしたが、2年半使ってお湯切れは一度もありません

理由は、フルオートが日々の使用量を学習して、必要な量を先回りで沸かしてくれるから。たくさん使った日も、足りなくなりそうなら自動で沸き増しします。だから「容量ぴったりめでも、実際は足りる」。むやみに大容量を選ばなくても、使い方に合わせて賢く沸かしてくれます。

高圧タイプで水圧も快適

エコキュートはタンクのお湯を使う仕組みのため、タイプによってはシャワーの水圧が弱く感じることがあります。我が家は高圧(パワフル)タイプなので、水圧は普通に快適。同時にお湯を使っても勢いが極端に落ちることはありません。水圧が気になる人は、高圧タイプを選ぶのがおすすめです。

正直な注意点|初期費用と「将来の交換費用」

いいことばかりではないので、正直な弱点も。

  • 初期費用・交換費用…本体+工事でそれなりにかかります。さらにエコキュートは10〜15年ほどで寿命が来るため、いずれ交換費用(十数万〜40万円規模)が必要。「導入時」だけでなく「将来の買い替え」も見込んでおくと安心です
  • 設置スペース…貯湯タンクとヒートポンプ(室外機)の置き場が必要(我が家はスリムタイプで省スペース)
  • 冬は効率がやや落ちる…外気が冷たいとヒートポンプの効率が下がります。ただ我が家の冬の電気代は問題ないレベルでした
  • 停電時…タンクにたまったお湯は非常用水として使えます。ただし停電中は新たに沸かせません

オール電化の全体像|高断熱×エコキュート×太陽光

最後に、エコキュート単体ではなく「家全体」で見た位置づけを。給湯は家庭のエネルギーの大物です。これをエコキュートで効率化し、さらに高断熱(使うエネルギーを減らす)太陽光(自分で電気を作る)を組み合わせると、光熱費は劇的に下がります。

我が家の電気の実質負担が月4,000円台に収まっているのは、この「省エネ × 効率給湯 × 創エネ」の三位一体のおかげです(あわせてHEAT20とは?太陽光発電のレビューもどうぞ)。

まとめ|オール電化の給湯はエコキュートで十分

  • 長府製作所370L・フルオート・高圧。4人家族でお湯切れなし
  • 安さの理由はヒートポンプ+夜間電力。ガス代はゼロに
  • 水圧は高圧タイプで快適。370Lでも学習機能で足りる
  • 弱点は初期費用と将来の交換費用。長い目で見込んでおく
  • 選ぶときは「容量・高圧タイプか・設置スペース」をチェック

ガス給湯から乗り換えて2年半、トータルでは「エコキュートにしてよかった」が我が家の正直な結論です。

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nao
茨城県つくばエリアでHEAT20 G3住宅を建てた30代パパ。家族4人の快適な暮らしをリアルに発信中🏠