こんにちは、なおです。

高気密高断熱住宅の記事というと、「真夏でも涼しい」「真冬でも暖かい」という話がほとんどです。わが家も真夏の暮らしレポートを書きました。

でも3年住んで思うのは、高断熱の家の良さがいちばん静かに、でも確実に出るのは秋だということ。冷房も暖房も使わず、ただ暮らしているだけで快適な季節です。今回はその「何もしない季節」のレポートです。

わが家の中間期:冷暖房なしで2ヶ月以上

わが家がエアコンを止めているのは、10月から12月初旬まで。9月末に冷房を止めてから、暖房を入れるのは12月に入ってからです。つまり2ヶ月以上、冷暖房ゼロで暮らしています。

断熱の弱い家だと、10月後半にはもう朝晩の冷え込みで暖房が欲しくなります。逆に高断熱の家は、一度室内にたまった熱が逃げにくいので、外が冷え始めても室温がなかなか下がりません。エアコンの出番が遅くなる、というわけです。

体感① 朝晩の冷え込みを、家の中では感じない

つくばエリアの10〜11月は、朝晩がしっかり冷えます。内陸の気候なので、日が落ちると一気に気温が下がる日も珍しくありません。

それでも家の中では、朝起きたときの「ひやっ」がありません。日中に入った日射と生活熱が室内にとどまっているので、外が冷えても室温はほぼそのまま。「外に出てはじめて寒さに気づく」というのが、この時期の正直な感覚です。

体感② 窓を開けなくても、空気が心地いい

「秋は窓を開けて風を通すのが気持ちいい」と思われるかもしれませんが、わが家は基本的に窓を開けません。それでも空気がこもらないのは、熱交換型の24時間換気が常に空気を入れ替えてくれているからです。

窓を開けないメリットは意外と多くて、秋の花粉やほこりが入らない、虫が入らない、外の音が入らない。「開けなくても快適」という状態は、換気計画がきちんとしている家ならではだと思います。もちろん、気持ちのいい日に開けるのは自由です。

正直な注意点:午後、日射で暖かくなりすぎる日がある

良いことばかりではありません。中間期ならではの注意点が日射です。

窓の記事でも書きましたが、わが家の窓は日射取得型。夏は太陽が高いので庇でカットされますが、秋は太陽の高さが下がってきて、庇では防ぎきれずに日射が部屋の奥まで入ります。高断熱で熱が逃げにくいぶん、晴れた日の午後は暖かくなりすぎることがあります。

対策は単純で、カーテンやブラインドで日射を調整するだけ。ただ「高断熱=何も考えなくていい」ではなく、中間期は日射のコントロールが快適さの鍵になる、というのは知っておいてほしいポイントです。

中間期の電気代:10月請求分は8,050円

冷暖房を使わない時期の電気代も公開します。光熱費の全公開記事のデータから、中間期にあたる2025年10月請求分(9月8日〜10月7日使用)を抜き出すと——

  • 電気代:8,050円(231kWh)
  • 太陽光の売電:4,272円
  • 実質負担:約3,800円

オール電化・家族4人でこの金額です。ちなみに年間で最も安い月(8月・7,860円)と最も高い月(1月・11,132円)の差は約3,300円。季節による光熱費の変動が小さいのも、高断熱の家の特徴です。秋が特別安いというより、「年中だいたい安い」の中に秋がある、という感じです。

まとめ:高断熱の家は、秋が一番「ラク」

  • 冷房停止から暖房開始まで2ヶ月以上、冷暖房ゼロで快適
  • 朝晩の冷え込みを家の中で感じない。外に出てはじめて気づく
  • 窓を開けなくても24時間換気で空気は心地いい
  • 正直な注意点は午後の日射。カーテンで調整する意識が必要
  • 中間期の電気代は8,050円(実質約3,800円)。年間を通じて変動が小さい

夏と冬の話は目立ちますが、「何もしなくていい季節が長い」ことこそ、高断熱の家に住む一番の実感かもしれません。これから家を建てる方の参考になればうれしいです。

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nao
茨城県つくばエリアでHEAT20 G3住宅を建てた40代パパ。家族4人の快適な暮らしをリアルに発信中🏠