つくば市やその周辺(茨城県南エリア)で家づくりを考えている方へ。我が家はこのつくばエリアに、HEAT20 G3の高気密高断熱住宅を建てて2年半暮らしています。この記事では、実際に住んで分かった「この地域の気候と、高断熱住宅の相性」を、実測データつきでまとめます。

つくばエリアの気候|「温暖な6地域」を信じすぎない

断熱の地域区分で、つくばエリアは「6地域」——制度上は温暖な地域に分類されます(HEAT20の解説)。でも、住んでいる実感は少し違います。

  • 冬の朝は0〜5℃が当たり前。車のフロントガラスが凍る朝も多い、しっかり寒い内陸の冬
  • 夏は逆に猛暑。2026年夏には外気温39℃を記録
  • つまり「冬は寒く、夏は暑い」——寒暖差の大きい気候

「6地域だから断熱はそこそこでいい」と思っていると、冬の朝と夏の午後に後悔します。寒暖差が大きい地域こそ、断熱の効果がはっきり出る——これが2年半住んだ結論です。

冬の朝0℃でも、家の中は16℃

フロントガラスが凍っている朝も、我が家の室内は暖房を切った状態でおおむね16℃をキープ。朝の寒さがつらかった前の家とは別世界です(住んで1年のリアル子どもたちは真冬でも半袖です)。

夏39℃でも、室内27℃

猛暑日でも、6畳用エアコン1台の連続運転だけで室内27℃・湿度56%。詳しい実測は真夏の暮らしレポートエアコン1台で全館の記事にまとめています。

気になる光熱費は?|オール電化で月平均9,000円

寒暖差の大きい気候でも、光熱費は年間107,855円(月平均約9,000円)。太陽光の売電を引いた実質負担は月平均約4,200円です。月別の実数はすべて光熱費の全公開記事で見られます。

つくばエリアの土地事情|「古家付き土地」も視野に

このエリアは、1970年代後半〜80年代に開発された住宅街が多いのが特徴です。ちょうど世代交代の時期を迎えていて、古い家が建ったままの「古家付き土地」が売りに出ることがよくあります

人気エリアで更地だけを探すと選択肢が限られますが、古家付きまで広げると、いい立地に出会える可能性が上がります。我が家もその一軒でした(古家付き土地の体験記|解体費150万円のリアル)。

このエリアに住んで良かったこと

家の話から少しだけ広げると、このエリアの魅力は自然と街のバランスだと感じています。公園や緑が身近にありながら、買い物や医療には困らない。そして都心へのアクセスも良いので、通勤や週末のお出かけも無理がありません。子育て世帯には、とても心地よい環境です。

つくばエリアで住宅会社を選ぶなら

最後に、この地域で高断熱の家を建てるときのポイントを。

我が家の会社選びの経緯はウェルネストエンジニアリングを選んだ理由に書いています。

つくばエリアの冬は「乾燥」も課題|我が家は加湿器なし

内陸のつくばエリアは、冬に晴れて空気が乾く日が多い地域です。高断熱住宅は暖房で室温を保つぶん、油断すると湿度が下がりやすくなります。「暖かいけれど乾燥する」は、この地域で高断熱の家を建てるなら知っておきたいポイントです。

ただ、我が家は加湿器を1台も使っていません。洗濯物を部屋干しして、その水分を加湿代わりにしているからです。ランドリールームで干せば「洗濯物が乾く」「部屋が加湿される」が同時に進みます。

これからつくばエリアで建てる方へ|優先順位のつけ方

2年半住んでみて、「お金をかけて正解だったもの」と「あとから調整できるもの」がはっきり分かれました。つくばエリアのように寒暖差の大きい地域で建てるなら、優先順位はこう考えるのがおすすめです。

実際、我が家の後悔はすべて4番目の「細部の使い勝手」に集まりました。大きな方針である性能に振り切った判断は、2年半経っても正解だったと感じています(やってよかったこと・後悔したこと)。

まとめ|寒暖差の大きいつくばエリアこそ、高断熱の家を

  • つくばエリアは「6地域」でも、冬の朝は0〜5℃・夏は39℃の寒暖差
  • 高断熱住宅なら、冬の朝16℃・夏27℃・光熱費は実質月4,200円
  • 土地は70〜80年代開発の住宅街が多く、古家付き土地も選択肢に
  • 会社選びは「気密測定・実測・現場」で見極める

つくばエリアでの家づくりを考えている方の、参考になれば嬉しいです。

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nao
茨城県つくばエリアでHEAT20 G3住宅を建てた40代パパ。家族4人の快適な暮らしをリアルに発信中🏠